97年春より、都城市では一般市民の手で市街地を舞台に美術作品を展開する試み、『アート ストリート』が展開 されています。 これは地元在住の美術教諭などから成るグループ『M・A・P』と、ときわ通り商店街が手を組んで出品者を公募・ 実現した企画で、子供から大人・日頃美術に親しんでいる人から何か挑戦したいと思っている人まで多くの人が店舗内やその外壁、舗道などに作品を設置します。 このような形態を取る現代美術展も増えてはきましたが、作家が単に地域に作品を置いてくるだけといった、その意義に疑問の残るものも多いようです。

特筆すべきは、この美術展を盛り上げているのはあくまで地域住民ということ。 彼らは作家の招聘なしに自分たちの暮らしと美術の関係を問い直し、それに具体的な形を 与えているのです。 このような企画はこれまで類例が無かったのではないでしょうか。

文化はそれを愛する人々の心なしには育ちません。私はこの企画に心より共鳴し、98年より本格的に運営のお手伝いをさせていただいています。

 

2012年度企画  (最終)

2012年11月18日(日)〜12月2日(日)

2012年のテーマは「古事記編纂千二百年」

右下の画像から昨年度詳細へ入れます。

内    容

ベニヤアート展 ワークショップ  トリックアート (イリュージョンドラゴン 4体) 交流会  など

 

アートストリート ときわへん


毎年11月第2週から、2週間開催(2011年は異なります)。


宮崎県都城市本駅前・ときわ通り商店街の店舗内及び
周辺屋外に作品展示を行う。
立体造形などのワークショップや、テーマ・インスタレーションの設置、
スタンプラリーなどあり。

これまで小講演会、前夜祭、コンサートも企画されました。

主催:ときわ通り商店街振興組合

協力:M・A・P(都城をアートで面白くする会)

昨年度情報はクリック!

 

お知らせ:

2009年度より、M・A・P(都城をアートで面白くする会)はアートストリートの共催から離れ、協力の形で関わっていましたが、主催のときわ通り商店街が2012年を最後に企画自体の終了を決定しました。また、M・A・P自体も発展的解消することとなりました

ここでは、M・A・Pが関わってきた記録を公開します。

⇒M・A・P in ACTION へ

 ← 守りたい旧くて良いもの。

    ぜひ知って欲しい都城市民会館並びに菊竹清訓氏情報

  アートストリート始動に関わった都城市美・富迫美幸さんからの寄稿。
  2000年夏、アートストリートが生んだものをレポート。

 

これまでの内容はポスター画像をクリック!
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