4年目の今年、『アート ストリート 2000』は『めぐりめぐるアート』をテーマに開催されました。
メイン会場は昨年同様、釣具店横の空き地です。今年は例年よりも格段にパワーアップしたワークショップ展開や、現代美術作家の元気な自主参加、スタンプラリーが目を引きました。
屋外展示の寂しさが指摘された前回ですが、今回はなかなかに楽しい工夫が見られました。出品者のみならず、観客も積極的にイベントの中に取り込んでしまおうという姿勢は特筆すべき点でしょう。
講演は現代美術作家の萩原貞行さん。人柄の良さがにじみ出る、味わいあるトークで明らかにされる壮大なスケールの作品に、参加者は圧倒されました。
この回ともなると、私もスタッフとしての働きに少しは慣れたかも。
(画像は萩原さんの講演の様子。)
メイン会場近くのフェンスに。鮮やかな色彩が踊ります。
常連作家・奈良の由利五右衛門さん。五十音を書いた給料明細を通り中に貼りまくる。
学生さんの作。スリットで一部だけ中が見える写真入り封筒。持ち帰り自由でした。
ホテル内に布張りの空間。中では建築関係の方がプレゼンを展開。
工業高校生らしい作品。溶接で作った、超ロングサイズの自転車です。
歌だって作品です。『ときわ通りの歌』を作られてました。
恒例のベニヤアート。街路樹に巻いた布は商店街の仕業です。
今年は規模を拡大したワークショップが大盛況。大人も子供もスタッフも一緒です。
巨大なコリントゲーム。下がっている風鈴にたくさん当てればOK。
複数展開したワークショップ。そのひとつ、ボックスアートの完成品です。