M.A.Pは『都城をアートで面白くする企画集団』。地元・宮崎県都城市在住の作家・教員・市役所職員をはじめ、 様々な業種の人々が『美術』『遊び心』でつながった非営利団体です。
私・光野浩一もその一員。私にとって作品制作は生きる方法を模索する手段であり、遊びとは相容れないシリアスなものなので、ここでの発表は通常できません。(テーマによっては参加することも出てきましたが。)しかし様々なものに出会い、多くの人と楽しみ・喜び・新しい見方を分かち合っていくことは大変重要な事。ここに集まっているのは、それを可能にする魅力的な人達です。心地よく刺激的な時間をくれるこの人達から、私は離れられそうもありません。
長年アートストリートの運営を主な活動としてきましたが、2002年からはその支援の立場をとりつつ、独自の活動を模索してきました。惜しくも2013年4
月に解散となりましたが、 このページでその活動記録を御紹介します。
遊び心で結ばれた集団、M・A・P。「文化をなんとかしなければ」といった妙な責任感のないところがフレキシビリティと親しみやすさの秘密です。(とは言え、好きで真剣に首を突っ込んでしまうのですが。)月一回の定例会では笑いを交えつつ、様々なトークやアイデアが展開されました。
 
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1997年から活動をしてきたM・A・Pですが、2013年4月を以てグループとしての活動を発展的解消することとなりました。

身体的にも精神的にも16年経った、ということでしょうか。持ち味であったフレキシビリティの発揮が難しく、義務や仕事になりがちだったということが主な理由です。メンバー相互の人間的な付き合いが損なわれる訳ではありませんので、それぞれ付かず離れず、自由なペースでアートに関わり続けます。

 

都城をアートで遊ぶ
都城にアートを見つける
アート研修旅行

M・A・Pとときわ通り商店街が企画・主催して行う11月のアートイベント、『アートストリート』。メンバー各自の作品発表やコンサート、小講演会、ワークショップなど、その年毎にユニークな試みが成されます。

インスタレーション作家の私ですが、テーマ・インスタレーションに関してはあえて口をはさみません。作家が立案した作品然としたものからスポイルされてしまうもの、それがここにあるものの魅力に他ならないのですから。純粋に一員としてお手伝いを楽しんでいます。

(詳しくはART STREETページへ。↑画像クリックでは最終情報にのみジャンプ。)

アートストリート運営のメインは、舞台となる商店街に任せてM・A・P独自の方向を展開しよう、ということで再スタートを切った2001年秋。

企画第1弾は2001年11月25日 日曜日、市内・庄内町と関の尾の滝を散策、締めは都城市立美術館で開催中の『ブルターニュの海と空』展鑑賞というもの。 絶好のあたたかい秋晴れの中、9人のメンバーがこの土地の魅力を再発見、現地制作や撮影など行いました。

(↑画像クリックで情報へ↑)

これまでも大阪・平野や大分・湯布院など、その土地のアートを楽しんできたM・A・Pですが、最近のものは2012年8月4日・5日の両日、大分・国東を巡る旅です。

従軍カメラマンとして参加を続けてきた自分ですが、他の予定には勝てず、2年連続で不参加となっていました。今回ようやく参加です。

これが最後の参加となりました。

(↑画像クリックで情報へ↑)

 

 

 

 

2009年度は美術館企画との連動で、アートカフェをオープンさせました。2012年、好評のうちに終了です。

アートストリートと連動して、都城の文化施設を守る運動を展開しました。M.A.Pの公式活動としての保存運動は終了しますが、注目は続けます。

最終情報は2012年のツアー。

 

 

 他にアートストリートの舞台・ときわ通りで7月開催の『おかげ祭り』で似顔絵以外の参加をしたり、 アートストリート小講演会で招聘した作家を囲んだりと、活動や楽しみは数多くありました。
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