第1章 行動ポイント制

  • 用語の定義
  • 「(行動)解決」
     判定等をし、行動の処理をすること。

    「回避判定」
     その名の通り攻撃を回避する判定。キャラクターの「回避」+2D6が目標値を上回っていれば攻撃は当たらず、ダメージを受けない。

    「行動順」
     同じラウンド内でのキャラクターの行動の順番。

    「(行動)宣言」
     ラウンドの初めにキャラクターが行う行動を発言すること。

  • 行動ポイント(AP)
  •  行動ポイント(AP)はキャラクターが1ラウンドにどんな行動が出来るかという尺度になる。
     すべての能動的な行動には肉体的な要素と精神的な要素があり、その要素を行動ポイントとして数値で表す事にする。
     この時の、キャラクターに設定された肉体的要素の上限をFAP、精神的要素の上限をMAPという。キャラクターの特別な特徴が無い限りFAPは「反応力」、MAPは「魔力」と等しい値になる。さらに行動に設定された行動ポイントをそれぞれ消費FAP、消費MAPという。
     行動が終了した場合 この値がFAP、MAPから差し引かれてまだ余りがあれば同じラウンド内に次の行動ができる。FAPとMAPは次のラウンドの初めに回復する。

  • 行動
  •  行動は大きく3種類に分かれる。まずはラウンドの主要な行動となる「メジャーアクション」と「マイナーアクション」。この2つの差は行動の複雑さによる。
     残る一つは「オプションコマンド」でこれは受動的、あるいは簡易な行動となる。

    A.メジャーアクション
    直接攻撃” 消費FAP=7 消費MAP=1
     肉体や武器等を使って目標を攻撃する。直接攻撃には効果の置き換えがある。第2章参照

    “射出攻撃” 消費FAP=6 消費MAP=2
     何らかの物体を発射して攻撃をする。使用武器によってデータが異なる。第2章参照

    “近接攻撃” 消費FAP=様々 消費MAP=1or2
     相手取っ組み合いをしたりする攻撃。第2章参照

    “術展開” 消費FAP=様々 消費MAP=様々
     術を用いる。使用術によってデータが異なる。詳しくは第3章参照

    “武技” 消費FAP=様々 消費MAP=様々
     武技を使用する。詳しくは2章参照

    B.マイナーアクション
    “移動” 消費FAP=2 消費MAP=0
     最大「移動力」×4/10mまで移動する。宣言時に目標を決めていれば、目標の移動時にあわせて移動できる。同一ラウンド内で3回までしか宣言できず、回数は“跳躍(マイナーアクション)” “体勢立て直し(マイナーアクション)”“跳躍回避(オプションコマンド)”と重複する。
     “移動”には“移動阻止”という対になった行動がある。

    “移動阻止” 消費FAP=任意(最低1) 消費MAP=0
     あるキャラクターの移動を妨害する。目標が直接攻撃の射程範囲内に進入するか既に進入しており、移動をする時、FAPを消費する事で移動を強制的に終了させられる。妨害の目標となった移動中のキャラクターは{「消費FAP」+「相対T値」}で妨害者の消費FAPを相殺できればこの妨害を無効に出来る。相対T値については第2章参照
     この行動は、2回以上
    宣言していても同じ“移動”中に再び試みる事は出来ない。

    “跳躍” 消費FAP=2 消費MAP=0
     跳躍をする。飛距離については以下の通りでどちらも荷重レベルによる移動力修正を受ける。同一ラウンド内で3回までしか宣言できず、回数は“移動(マイナーアクション)”“体勢立て直し(マイナーアクション)”“跳躍回避(オプションコマンド)”と重複する。
     例外的に複数回宣言をしていても、続けて (跳躍→跳躍ないし跳躍→跳躍→跳躍)するなら行動解決時の敏捷力ペナルティがない。

    高飛び:
    筋力」×7.5−25cm。4m以上の移動をした直後であればさらに60cm。
    幅跳び:
    (「筋力」−3)×30cm。跳ぼうとする距離1m毎に30cmの移動をした直後であれば倍になる。

    “体勢立て直し” 消費FAP=3 消費MAP=0
     転倒した状態から立ち直る。

    “術解除” 消費FAP=様々 消費MAP=様々
     持続時間が「一瞬」「任意」以外の効果持続中の術を解除する為に必要な行動。第3章参照

    “攻撃阻止” 消費FAP=任意(最低1) 消費MAP=0
     組みつき中の双方が行動可能。目標の「直接攻撃」「射出攻撃」を妨害する。FAPを消費する事で攻撃を無効に出来る。目標は{「消費FAP」+「相対T値」}で妨害者の消費FAPを相殺できればこの妨害を無効に出来る。
     この行動は、2回以上
    宣言していても同じ“攻撃”中に再び試みる事は出来ない。

    “振りほどき” 消費FAP=4 消費MAP=1
     組みつき押さえこみ締め付けの行為者に行動可能。相手の拘束から逃れる。敏捷力ないし筋力の高い方同士で即決勝負を行い勝てば以上の行動から抜け出せる。このとき振りほどこうとするキャラクターには自動的にマイナス4の修正がある。さらにこの判定時に大きさが倍である毎、自由な腕の差が1毎にプラス3の修正がある。

    C.オプションコマンド
    “回避行動” 消費FAP=0 消費MAP=0
     範囲が個体の直接攻撃、射出攻撃に対して回避判定が出来る。宣言の必要が無く、攻撃のリアクションとして使用できる。行動順の修正が無い。但し、FAPが1未満のときは選択できない。

    “完全待機” 消費FAP=0 消費MAP=0
     そのラウンドの行動順を決める際の「反応力」を0にする。

    跳躍回避” 消費FAP=1 消費MAP=0
     範囲攻撃に対して回避判定が出来る。攻撃に対して回避判定し、(「筋力」−3)×25cm跳躍する。宣言の必要が無く、攻撃のリアクションとして使用できる。
     判定に成功して攻撃範囲から出れば攻撃は外れ、ダメージを受けない。判定に成功して攻撃範囲から出ることが出来なくても、減少前のダメージが(「成功度」+1)×2割減少の数値(端数切り上げ)になる。また回避に失敗しても、減少前のダメージが9割 (端数切り上げ)になる。これは攻撃が範囲攻撃でなくても同じ。但し、この時敏捷力判定に成功しないと転倒する。行動順の修正が無い

    “簡易な行動” 消費FAP=0.1〜0.3 消費MAP=0
     剣を抜く(FAP=0.1)、剣を鞘にしまう(FAP=0.3)、銃器のセーフティロックやマニュアル、オートの切り替え(FAP=0.1)など。

    “持続行動” 消費FAP=0.3〜 消費MAP=0〜
     継続的に行う簡易な行動。次ラウンド以降、最初に解決しなければならない。安全な車両運転(FAP=3 MAP=3)など。

    “待機行動” 消費FAP=1 消費MAP=2
     特定の状況に対して反応して行動する。任意の行動とセットにして宣言し、それ以外の行動は宣言できない。“待機行動”の解決後、宣言の時に決めた状況が起きると行動順に関係なくセットした行動の解決ができる。この状況は次ラウンド以降継続できるが、継続中はオプションコマンド以外の行動は出来ない。

    “発言” 消費FAP=0 消費MAP=0
     宣言の必要が無く、行動順を考慮せず即解決できる。1ラウンド3秒である事に注意。但し、MAPが1未満のときは選択できない。また、発言の次の行動は行動順のルールに従い順番を考慮する際の反応力に−1の修正がある。第2章参照。


TOP >> ルール集 目次 >> back << 第1章 >> next