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今年は福岡市内を中心としたアートスポットを巡る旅。おなじみのM・A・Pメンバーに加え、多数のアートファンが初参加という異色の構成です。しかも過半数が女性！計14名での貸切バスツアーとなりました。
M・A・Pの旅行と言えば、勝手知ったるメンバーの勝手な行動に大笑いしつつ楽しむもの。それでも自然と旅が成立するマジックを味わうのが醍醐味です。しかして今年は…と半ば心配だったのですが、やはり大丈夫。いきなり夜の散歩で消息を絶つメンバーあり、自動ドアに頭を挟まれるメンバーあり、集合中に鼾をかいて爆睡するメンバーあり（…これは自分）と大騒ぎ。やはりこの人たちが集まると只では済みません。濃い！濃いぞみんな！
自分としては慣れた福岡市内ですが、案内役に回るのは案外難しいもの。たまたま展覧会が少ない時期にも当たってしまい、気の毒に思いましたが、各自街巡りに新しい発見を重ね、退屈することはなかったようでした。初日の大竹伸朗展がメンバーの創作意欲（特に収集癖）に火をつけたせいかも知れません。これまでの旅では街のギャラリー巡りを組み入れることはなかったのですが、都市生活に生きるアートの現場を垣間見る、スタンダードかつ重要な内容になったと思います。能古島宿泊も美味しい海の幸を堪能、のんびりした雰囲気を味わって、心からリラックスできたのでした。
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