チャプター11《罪神の章 武侠集結篇》「7人目」
2078年1月3日(月)〜1月7日(金)

  • シナリオ導入
  • 「PC基本設定」
    陣深 木葉
     護封寺家魔剣、割刀細心を入手しフリーランスの退魔師になっている。

    斉藤 コルネリアース
     高度な異能を持って生まれ日本魔術師ギルドに引き取られている。その強力な力の為か長らく自我が希薄な状態であったが・・・。

    バンデットアゲート
     人道外研究によって生み出された戦闘用ホムンクルス。3年前に日本魔術師ギルドに回収されて保護されている。ここ1カ月試験的に任務をこなしている。

  • 導入
    • 木葉 1月4日(火)
    • NPC=朝比奈 龍護封寺 星九郎
       珍しく護封寺家からお山に呼ばれ、当主の鋼音と十四歳の星九郎から任務を受ける。
       任務とは、星九郎作成の七魔剣、“斬帝遊戯”について。
       七魔剣とは2年前に護封寺家の嫡男星九郎が作製した七つの魔剣。継承者は魔剣の選ぶままに任せており、現在使用者のいない唯一の魔剣が斬帝遊戯。
       斬帝遊戯は今まで沈黙を保ち続けていたが、魔術師ギルドにその人物がいる旨の託宣があった。そこで、星九郎とともにギルドとの交渉がてらその人物を見極める役目を任される。
       継承者に何の問題も無ければ、極端な話魔剣を完全に譲渡するような形になっても気にはしない。しかし、相手が相手だけに万一魔剣が何か変質する様な事になれば面白くないらしい。
       大体の下話はできており、2人は日本魔術師ギルド総学部長である朝比奈と会う。
       朝比奈は快く2人を受け入れ、斬帝遊戯の検査と木葉ギルドへの協力を条件に受入れを承諾する。
       星九郎は細かい打ち合わせを済ますと木葉に任せてギルドを去る。

    • アゲート 1月3日(月)〜4日(火)
    • NPC=朝比奈 龍
       ギルドの資産として当初は厳しく管理されていたが、現在はある程度自由に生活し(軟禁され)ている。
       関東本部の重要区画に特別に個室が作られ、そこで暮らしている。アゲートは眠る必要が無いのでそこの警備員としての役目もある。
       重要区画“封印塔”で“黒の断章”を封印する儀式が行われた翌日、朝比奈に呼ばれる。
       朝比奈のいる執務室に行くと、斉藤もいて異能対策部の実働員として働くように言われる。

    • 斉藤 1月4日(火)
    • NPC=朝比奈 龍東 中也ライツェン・ゴッホ
       それまでの斉藤は常に漠とした状態で、意識がはっきりするのは稀。しかし生まれた頃からの記憶はあり、周囲の情報から合理的な判断を自動計算して来た。
       10歳まで日常生活に介護を必要としていたが、それ以降はギルドの医療用施設内の個室で生活していたのだが、その自分と今の自分が一致せず違和感がある。
       その原因は“黒の断章”事件である。
       黒の断章は関東本部が保管する書物型の魔剣(書)。魔剣の中でも強力な部類でその強さゆえに前世紀にいた所有者が死亡して以来主が現れていない。
       先日ギルドの高階梯の魔術師によって持ち出され新宿に大地震を起こす。これは妖社会でも全国的に有名な事件でヒーズル機関も動いて共同捜査した。
       斉藤はこの事件の最後の場面におり、そこで黒の断章の発動に立ち会う事で何か精神に変化が起きている。
       施療部々長ライツェンの診断の結果、黒の断章事件の異常は見られない。ただ、事件の最後に黒の断章へ膨大な負の想念が集められたために、それから精神的な影響を受けた可能性があるという。
       施療部は病や毒・薬物、呪い等によって蝕まれた肉体・精神を治療するための研究をしている部署。
       診断後にライツェンから、“黒の断章”事件で傷を負った中也のお見舞いに行くように言われる。
       中也斉藤所属のチーム、天鳳組の長。この負傷と連日の激務から、休暇を与えられたという。
       見舞後、朝比奈から直接呼び出しがある。このような事は初めて。
       朝比奈は、中也の不在を理由に天鳳組を一時活動停止にし、その間新しくチームを作ってそのリーダーに斉藤を選んだことを伝える。
       チーム名称は緑柱組。渡された辞令を見ても任務内容については未定で待機状態。メンバーについても、通常実戦部隊は最低3人単位であるのにバンデットアゲートの名前が挙げられているのみでもう一人は空欄になっている。
       もう1人は明朝追加されるとのこと。


  • 本編
    • 1月5日(水)〜1月6日(木)
    • PC=陣深斉藤アゲート
      NPC=東 中也冥美 由果八十神 雅人ライツェン・ゴッホ
       朝、木葉がメイド役の冥美に案内される。なし崩し的に合流する3人。このまとまりの無い3人で緑柱組が結成されるらしい。
       実働チームの定時ミーティングで一応の紹介がされるが、する事が無い。そこで木葉アゲート魔剣の検査を受けに行く。
       一方、斉藤は自身の変化についてライツェンと会話し、異能者に見られる脳の異常が自我の発現と共に現れている事を知る。
       その後、3人で食堂にいると元白鳳組の仲間、八十神と会話。緑柱組の成立に何か不信感を覚えている様子。
       続いて斉藤木葉で療養中の中也の所に行くが、彼も陰謀的な匂いを感じ取っている。
       翌日、違法魔術師を捕えるための作戦が行われる事になる。
       関東スラムの郊外で、違法な召喚儀式を行っているとの情報から、総勢24名で立入り捜査が行われる。
       夜遅くに作戦が開始されるが、魔術師は召喚中のショゴスを開放し現場は混戦状態になる。
       結局アゲートが魔術師を確保し、ショゴスも斉藤の異能技で消失する。

    • 1月7日(金)
    • PC=陣深斉藤アゲート
      NPC=朝比奈 龍東 中也一刀 剣幽斎土屋 サイショ房 力仁円子 侑里、冥美 由果、八十神 雅人
       朝のミーティングで昨日の報告がある。アゲートが確保した魔術師は高位の妨害術式により精神探査が効かず、捜査課が尋問中との事。
       但し、現場の過去視から件の魔術師が銀仮面会と接触していたことが分かる。
       それはそれとして、後は捜査課に任せて陣深アゲートは昼までの時間潰しに訓練場に行き手合わせをする。そうしていると、ヒーズル機関土屋が現れ2人に接触してくる。
       一方斉藤は昨日の戦闘でアフロ化した頭をどうにかしに構内の理髪店へ。そこで彼岸歩を用いた円子に襲撃される。
       伝説の秘技を習得した暗殺者に狙われながらもその秘技が効かず難を逃れた斉藤円子は侵入したのと同じくあっさりと逃亡する。
       ギルド内は非常警戒態勢になる。襲われたのは斉藤であるが、侵入者が実力者であったために別に目的があり得ると判断したのか斉藤は厳重な管理に置かれることなく高度な感知能力を持ったカナリア型のゴーレムを渡されるにとどまる。
       そうしてカナリアを引き連れて昼の食堂で合流する3人。そこに八十神がやって来て先日の魔術師について会話になる。情報隠匿のための措置は高度なものであるにも関わらず、立ち入りのきっかけは末端の闇ルートからと、ちぐはぐな要素があり単純な事件で無いという。
       八十神が職務に戻ってから、陣深アゲート土屋と連絡を取り再度会う。
       土屋円子の事を問うと、カルデックの交霊会を通して銀仮面会との繋がりが分かる。土屋は経験からギルドの思惑を感じるが自分では後手に回るしかないだろうと言う。
       さらに2人は、緑柱組結成からの一連の動きについて朝比奈に不信感を持っており冥美を通して面会して真意を問うが、自身に隠し事があるのを隠そうともせず、かつ動じていない。全く2人を脅威に感じていない様子で体よく追い払われる。
       次に3人は中也の病室に行く。そこで3人は朝比奈ギルド長の右腕と接触した事実を伝え、斉藤アンリミテッドである可能性があると告げる。
       円子の彼岸歩が斉藤に通用しなかったのは、高位存在の超知覚によるもの。
       アンリミテッドの存在は妖社会において大きなアドバンテージを獲得する事が出来、日本魔術師ギルド斉藤の存在でもって欧州魔術師ギルドに反旗を翻す可能性があると中也は考えている。しかし、そこにギルド長と朝比奈、そして魔術原理主義組織がどう絡んでいるかは確証を得ていない。
       3人が退室した後、構内に侵入者が。ゴーレム保管室を襲った何者かは得体のしれない術でそのコントロールを得てギルドを破壊し始める。
       その人物とは、カルデックの交霊会房力仁円子とコンビを組んでいる無差別破壊者。は異界の魔術ハイ・エンシェント「パーフェクト・キャンセレーション」「コマンド・ゴーレム」を修得しており、全く異なる系統の魔術に対抗術が効かずゴーレムを利用された。
       緑柱組は巨大ゴーレム停止のために警備部の依頼で駆り出されるが、その途中特A級の実働員が相手をしているはずの円子が乱入してくる。やはり円子の狙いは斉藤の様子。
       特A級の実働員はギルド長と朝比奈それぞれの思惑により任務に出しているため、人員が足りていない。
       本来なら数ランクも上の相手2人と戦うのは絶望的であるが、ギルドの対侵入者用結界と、円子斉藤に執着する事によりその力が制限されたためにいい勝負になる。
       ギルド全体の異常な雰囲気を感じ土屋も参入、朝比奈さえも現れる。さらに戦場にゴーレム群が押し寄せて来る。混乱する事態だが、戦闘は一気に終焉を迎える。
       ギルドの敷地を更地に出来るゴーレムの群れを無力化したのは一刀だった。陣深と同じ護封寺魔剣の所有者。人形使いの能力でゴーレムを制圧、円子は投降する。


  • 最終幕
  •  騒々しくも短い時間で事件は一旦終わる。無許可で武力行使を行った土屋一刀は一時的にギルドに身柄を拘束される。その場には中也も出て来る。彼はギルド長代理である錫野と話をしたらしく、推測を交えて真相らしきものを話す。
     どうやら朝比奈欧州ギルドに取り入るために斉藤の存在をほのめかし、それを察知した日本魔術師ギルド=ギルド長が斉藤を処理しようとしていたらしい。ショゴスを召喚していた違法魔術師はギルド長の関与があったらしく、だとすると銀仮面会円子と接触がある事になり、それはかなりの大事である。陣深の出向やこの違法魔術師への立ち入りは朝比奈の思惑で、斉藤を守るための措置らしい。
     高い地位にあるが風当たりの強い朝比奈は表立っては動けず、間接的にしか動けなかったが“黒の断章”事件の後始末と朝比奈失脚のためギルド長が奔走している間にを材料に錫野と接触(脅迫?)してこれらの企みを実行した。
     ギルド内は荒れるかもしれない、中也斉藤の助けになれるのは陣深アゲートかもしれないと話す。
     一方、さらに朝比奈にはもう1つ謀があったようで一刀会話をする。



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