チャプター10《黄金兵団の章 黄金兵団篇》「ヒーズル支部襲撃」
2091年11月20日(火)〜11月21日(水)

  • シナリオ導入
  • 「PC基本設定」
    護法寺 士門(覚醒前)
    数少ない護法寺家の生き残り。かつての当主星九郎の従弟。現在はヒーズルの嘱託退魔師をしながら、妹の神名を探している。前回の仕事で報告書を作成する必要があったため、それを提出するのと情報をもらうためにヒーズル房総支部へやって来た。

    才賀 一宏
    チャプター5の直後。態勢立て直し(仕切り直し)のためにヒーズル房総支部へ。何らかの要素により、過度の異能利用をすると体の組織が灰化してしまう状態にある。

  • 導入
  •  PCがそれぞれの事情でヒーズル房総支部に入ったところで、支部がキマイラの襲撃を受ける。

  • 本編
    • PM11:10〜PM11:33まで(才賀サイド)
    • PC=才賀
      NPC=華崎 涼也銭杉 志乃野柊 かたな早見 桔梗春原 紺子モリサ
       10Fで銭杉早見と一緒にいて身体検査(とりあえず体は安定)。その後に華崎モリサが登場。チャプター5の件を才賀の事は触れずに報告、あくまで情報提供者として説明する。銭杉早見は支部内にいても大して問題無いらしい。
       実は銭杉は今回の終盤で語られるがヒーズル機関と特別な繋がりがある。早見はその関係とヒーズルメンバーであるので協力者としての実績がある。
       ちなみにチャプター5龍宝社襲撃については達は疑問に思っている事(F・G社エージェントの参加や謎の少女)があるが、才賀がいるのでその事は後回しにしている。この要素は無天堂編にて。
       会話中、支部が壊滅の危機に際した際に発せられる緊急退避命令“コードD”が発令される。華崎は作戦室入りする。あまり詳しく才賀の事を突っ込まれるとまずいので、一同はこの混乱に乗じて才賀を雲隠れさせ、後はしらばっくれる事にする。
       コードD発令の原因はキマイラと吸血鬼の襲撃による。襲撃者は怪異を多数召喚し、さらに戦闘員が吸血鬼化したため支部内はかなりの混乱。
       今までは1年に1度くらいは、支部などの拠点が発覚した事でそこが襲われコードDが発令されていたが、今年はすでに3度目。
       襲撃自体はキマイラらしい力押し戦法のようだが、怪異の召喚にしたたかさを感じ不審。
       房総支部にはと同じヒーズルメンバーで撫子十二神将春原がおり、早見春原のもとで支部に残り情報収集しつつ襲撃へのサポートをする事にする。
       一方銭杉とモリサが才賀の脱出をさせる。但し、吸血鬼が召喚した怪異が、モリサの知識から18匹全てを同時に倒さなくては復活するという事を知り、銭杉の要望で被害を防ぐためにヒーズルに協力してこの怪異掃討の手伝いはする事になる。

    • PM11:10〜PM11:33まで(士門サイド)
    • PC=士門
      NPC=イングリッド・ピットリオンゲート
       支部の窓口で2つの重要な情報(護法寺家にかわり鬼御門家が興った事、妹の神名日本魔術師ギルド関東本部にいる事)を聞く。
       さらにチャプター4を受けて、真田法士が星九郎であるという疑問がヒーズル機関内で浮上し、その確認のために遺留品の鑑定の依頼も受ける。
       そこへ女吸血鬼イングリッドと獣人キマイラリオンゲートという、2体の強力な怪異が侵入して来る。2体の何らかの目的で破壊工作をしつつ移動を開始、その際士門はイングリッドに吸血されてしまう。
       吸血は短時間で不完全なものなので精神力で支配を持ちこたえているが、吸血鬼症状を除去するため士門イングリッドを追う。
       上階に上るのにIDが必要であったが、怪異として覚醒した戦闘員にID発行をさせて進む。
       この戦闘員は最後まで生存するが、ストーリィ的に余計な要素だったかも。
       その際に、真田法士の遺留品に護法寺家秘伝の“封刀”があることを知り、その回収も目的に加わる。
       封刀は不測の事態を感じ取ったときに護法寺家当主が作る、鬼刀の亜種。不測の当主交代に備えて作成されるものらしい。

    • PM11:33〜PM11:41まで
    • PC=才賀士門
      NPC=銭杉 志乃野柊 かたなモリサ
       上階に上っていく士門才賀ら3人と合流。士門の吸血鬼化を防ぐために協力体制をとることに。ここで士門銭杉から十二神将繋がりでの事をちょっと聞ける。
       一方、チームがマシラの極秘プロジェクト「ゆりかご計画」というキーワードを発見。それにパーガル・ルーサーなる魔術師が深く関わっていた事を突き止める。この情報は無線経由で才賀に知らされる。
       士門を加えた才賀チームは10Fで獣の怪異の一群を倒したところで、別の獣出現ポイントにリオンゲートが現れたと報告を受ける。

    • PM11:42
    • PC=
      NPC=華崎 涼也Dr.ザール
       とりあえず最優先避難事項のものを運び出すために緊急避難用のヘリが発進。それには客員研究員のDr.ザールが搭乗していたが、そのヘリがロケット弾により撃墜される。
       後の事件検証から、今回の事件にはキマイラ元老院だけでなく絶対恐怖聯盟が関係しておりその仕業であると結論付けている。
       ヘリ撃墜の報告をうけ、地下に隔離されている灯知リオンゲート撃退のために解放される。

    • PM11:42〜PM11:48まで
    • PC=才賀士門
      NPC=イングリッド・ピット銭杉 志乃野バウモーゼンモリサ
       既存の情報と照らし合わせ、リオンゲートを圧倒的な脅威として認識し交戦を避けたい一同。さらに灯知解放の報を受け、士門の言からとりあえず封刀確保に動く。
       このころから霊象悪化のために施設内の監視システムが機能しなくなっていく。
       そこへイングリッドと遭遇し戦闘になる。イングリッドは古典的な魔術を駆使し4人相手にも引けを取らず、才賀からベルトをはぎ取る。この瞬間、黄金兵団のデータベースにアクセスした才賀は精神をサイバースペースに持っていかれ、チャプター5で会った悪魔バウモーゼンと対話する。
       バウモーゼン才賀の過去に秘密があり、今現在も見えざる真実があると言う。
       自身の奥深くに潜っていく才賀は新たな光に導かれ、灰色の馬人キマイラの姿になり暴走する。

    • PM11:47〜PM11:58まで(灯知 VS リオンゲート)
    • PC=
      NPC=
       地下に隔離されている灯知が開放される。体の先端から骨を伸ばして床や壁を壊しつつ多足生物のように動かして高速移動を開始、雑魚と戦闘になっても障害物にすらならずなぎ払われる。目標にあたると骨を切り離しそれが生物のように内部に潜り込んで破壊しようとする。こうして切り離された一部は自壊が始まるまでしばらくのた打ち回って周囲のものを削り続ける。
       6Fで灯知リオンゲートが交戦開始。通常の骨攻撃は高位の物理障壁で効かない。逆にリオンゲートの攻撃も骨を盾にして防ぐ。どちらも物理攻撃メインなため怪力を振るって大立ち回りをしつつ移動、お互い決定打が出ないまま戦闘は続く。
       灯知が骨数百本でのスレッジハンマーなどの強力技を使うも大してスタミナ消耗しない一方、リオンゲートモード解放のし過ぎで消耗気味。優勢かと思われるが外骨格の顔面部が割れる。その額には失われし魔剣神瞳バッシュが覗き、その力で灯知は逆転される。止めを刺されそうになるが、壁を突き破って外に出て落下し逃亡。

    • PM11:48以降
    • PC=才賀士門
      NPC=イングリッド・ピット華崎 涼也銭杉 志乃野柊 かたな早見 桔梗春原 紺子モリサ
       これ以降の展開は実はシナリオが中断したため、プレイはされていないが公式化。
       戦闘状況の急変に加え、リオンゲートが強敵と交戦したのを感じたイングリッドは撤退。ベルトは士門により払い落され、なんとか持ち去られるのは回避。銭杉モリサは暴走状態の才賀を抑え、士門は封刀の回収のために桔梗春原と合流。
       春原の力で11Fの遺留品保管室を開放、封刀を目前にして華崎に見つかる。
       華崎春原の行為に関して、大して気に掛ける風もなく現在の状況の分析を語る。
       現在の研究によれば、キマイラは「遍在事象」という概念で説明されているらしい。キマイラ物質界で単体の生物の様に振舞っているが、実は総体としてはより大きな存在らしい。「今下で破壊活動をしている獣人にしても、あれはリオンゲートの一部に過ぎず実態は大自然に溶け込んでいる“何かしら”でありキマイラはそういった“精霊”のようなものの集団というわけだ」
       今回の事件では房総支部周辺の霊象の悪化や、輸送ヘリの撃墜に人間の干渉が見られるという。今までにも、三つ巴状況や偶然に端を期したキマイラ利用の事件があったが、確実でない不安要素が蓄積しているという。
       この襲撃が単なる今まで通りの上級キマイラの襲撃で、それに乗じた非合法異能者華崎暗殺を企んでいるのなら特に問題では無いが、そうでないとしたらある理由で華崎は動けないのだという。
       華崎士門らに、今までの任務とは別の、特別な任務として協力要請をする。そのために、自身の力を惜しむことなく提供するという。
       実は、銭杉も全く別のアプローチからこうしたヒーズルの特別な構成員になっている。
       状況的にこれを断る謂われもなく、申し出を承諾して封刀を手にする士門。力を開放すると、士門星九郎の記憶の一部と宗家としての力を手にする。
       一方、暴走状態の才賀は依然として精神は閉じ籠ったままであったが、その中でもう一人の自分が語りかけてくる。キマイラとして覚醒したために作り出された人格で才賀の“その他”を受け持ってくれるらしい。
       この会話で士門華崎から聞いたような事を話すが、同時に過去の失われた記憶が蘇る。
       それは、一つは先ほど会話した悪魔(バウモーゼンという名はまだ知らない)の人間体が流星塾の園長と顔が同じである事、そしてもう一つはおぼろげだが幼少の頃に自分がマシラの施設にいた事である。
       さらに最後に、3年前に黄金兵団の陰謀で交通事故に遭って運び込まれた施設で、脱出する際に目が覚めた時点で自身がキマイラの姿になっていた事、ベルトだけの力でなく、その力も使って施設の怪異を倒し、バッシャーを下僕にし、その様子を連人に目撃されていた事も思い出す。
       黄金兵団を憎むあまり自身の力と認識を封印していた事を知り、才賀は元に戻る。
       安堵する銭杉モリサ。実は銭杉とはじめて会った時、生命の危機からキマイラの姿になったのを見ており、以降気になって協力してくれていたという。
       モリサから治療を受けて、自分の力を再確認しているとリオンゲートが下から上がって来る。単純戦闘力では敵う術も無いはずだが、キマイラの知覚でベルトと接触した才賀はカイザの新たな力「ブレイクモード」を開放し、その力は単独で相性最悪のリオンゲートと拮抗する。
       場面は戻って士門。新しい能力により才賀が成長しリオンゲートと交戦している事を感じ取っていた。さらには、イングリッドが悪化した霊象から力を汲み取りリオンゲートに注いでおりこのままではジリ貧で才賀が不利な事も感知し、それを止めるのと吸血鬼化を手っ取り早く治す(すでに自身の力で治療可能)ためにイングリッドと対峙する。
       イングリッドは軽く手合わせした程度で事態を見切り、再び士門と相見える事を望みつつ逃亡する。
       これによりパワー供給を断たれたリオンゲートモードの維持が切れて自身を覆う障壁が薄れ、才賀の前に敗れる。自らの500年以上に渡る戦いの歴史に満足そうに消滅する。


  • 最終幕
  •  才賀士門共に急激なパワーアップによる反動は大きく、疲労が蓄積するが(特に士門は自分の治療にもよる)、後処理はしばらくしてやって来た石上敦秘水石破によって行われる。灯知も無事。
     しかし、房総支部の被害は甚大。無事な人材も士門を含めて天使病の感染の疑いがあるために即時行動が出来ない。一方で才賀華崎からある事実を明かされ、軽子坂学園に戻り文化祭に潜入する任務を引き受ける。



    TOP >> 第9話 >> 第10話 >> 第11話