Tristar のおもちゃ箱

ED76 運転台側面窓の変更

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    TOMIX製・完成品 ED76の運転台側面窓は、アルミサッシの表現がなされています。
    実車では、1015号機〜1023号機がこれに相当しますが、一般的なED76を作るためには、
    Hゴム支持窓の再現が欠かせません。
    ここでは、その変更過程を紹介しま〜す。(^o^)
   プラ板による修正と、
         瞬間接着剤の盛付け

 窓ガラスは、ED73作成で余ったTOMIX製
ED75のパーツをコンバートしました。
窓中央の桟は、t=0.5のプラ板から、Hゴム
支持窓の縮小はt=0.2のプラ板を貼合わせ
それぞれ現物合わせの作業を行います。
 大枠が決まったら、継目と窓コーナーに
瞬間接着剤(以下ACCと称す)を流して
パテの代用とします。
(画像で、光っている部分です)

 なぜ種車がJR貨物色かと言いますと、
中古品が安く入手できたからです。 (^o^;)

     仮塗装後の状態

 ペーパー掛けを行い、表面が整ったので
一旦、仮塗装をして、仕上がり具合を確認
しました。
 (この様な細かな部分のミガキを、
 1発で仕上げる自信は有りません。・・・(^_^;) )

 その結果は、ご覧のとおりで、ACCを
盛付けた痕や、プラ板との継ぎ目が、
見事の残っていました。

 これではNG!、要修正ですネェ。

       ミガキ直し!

 表面を平滑にする為、再度600番の耐水
ペーパーでミガキ直しをしている所です。
単色で仮塗装を行うと、削れて行く塗料の
様子からでも表面の凹凸が解り、好都合
なのです。

 また、この様な細かい部分のミガキでは
ペーパーは細く切った物を用い、竹ベラや
割箸を削った冶具で保持して行います。
間違っても、指で持ってのペーパー掛けは
いけません。 (^◇^)
そうしないと、ミガキ斑が出来たり、必要な
残したいモールドを削ってしまったり、
角もダラしちゃいますョ。

 一見、面倒くさそうですが、仕上がりや
作業時間からすると、一番効率の良い
方法ではないでしょうか。

     ミガキ修正完了!

 ミガキ修正を、終えた状態です。
もう一度、仮塗装して確認すれば確実なの
でしょうが、面倒なので(笑)2B鉛筆等で
表面を倣って、凹凸の具合を確認して
おきました。

 拠って、成功の是非は塗装後に・・・。

    小パーツの取付け

 運転台の前部に、通風口を追加している
ところです。
この様な小パーツの接着は、セロテープを
用いてパーツの位置決め・保持を行い、
裏側から下穴にACCを流して固着します。
左右のバランスや、水平・垂直の確認を、
光源の向きを変えて、慎重に行います。

      取付け終了

 車体への小パーツの取り付けが、完了
した状態です。
塗装の手間を考え、マスキングに影響の
ないパーツは、この段階で取り付けて
おきます。

 なお、取手はΦ0.2の真鍮線から作って
おります。
その詳細は、 こちら をご覧ください。

      塗装後の様子

 金属部分が有るので、プライマーを
吹いた後に、塗装しました。
仮塗装では残っていた修正痕も、
何とか消えて、ようやく合格! と言う
感じですね。

      完成車のアップ

 T社ED75窓パーツとのマッチングは、
調整した甲斐も有り、ご覧の通り
バッチリでした。
こうやって拡大して眺めると、製作時の
苦労も報われます。(笑)
もっとも初めから、所詮小さな所だと気に
しなければ、要らぬ苦労なんですけど・・。

 この窓廻りは、 こちらで公開中の
ED76−42のモノです。
 よろしければ、併せてご覧下さいませ。



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