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前面窓ガラスの切り出し
車体の組立てを始める前に、まず
運転台窓のガラスを切り出しました。
これは、以前に失敗したED72からの
教訓で、車体組上げ後では、対象個所が
小さく、車体に密着できる曲面ガラスは
作製し難いと考えたからです。
また、このキットの真鍮板は薄く、強度に
欠けるので、ブリッジから切り出す前に
作業する事が必要です。
窓ガラスの素材は、塩ビ板です。
ガラスを曲面化する際、熱したドライバー
の軸を当てて曲げますが、その部分が
白化してしまいます。
塩ビ板なら、その後ドライヤーの熱風を
当てることで、透明に出来るのです。
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ハンダ付けによる組立て
部品を歪ませないように、切出したら
すぐにハンダ付けして行きます。
歪ませさえしなければ、基本的なパーツの
合いは良く、ここまで問題なく組めました。
但し、僕には、ハンダを盛上げて完全に
隙間埋めする技術はまだ有りません。
(そうしていると、熱が回って組んだ部品が取れたり
歪みが出たり・・・、もっと精進が必要ですネ)
結局、接合部の隙間は、この段階では
消せず仕舞いでした。
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パテ修正後の先頭部
そんな僕に、救世主が・・・(笑)。
自動車用補修材に、
Holtsのねんどパテ
と言う商品があります。
これは、いわゆるエポキシパテに真鍮粉を
混入した物でして、普通のエポキシパテと
同じ感覚で使用できます。
更に、マッハ模型のブラスクリーンや
メタルプライマ−にも侵される事が無い
優れものなのです。
画像で、少し黒く見える部分が、このパテ
により隙間埋めした所です。
しかし、往年のハンダ付けモデラーな
諸先輩方からは、異端な組み方だと
言われるかも知れませんネ。(苦笑)
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仮塗装による、凹凸の確認
オデコの削出しは、実車写真を見ながら
丁寧に行い、パテ埋めも終了したところで
仕上確認の為、仮塗装を行いました。
結果は、まずまずOKでした。(^o^)
シンナープールで塗料を落した後は、
いよいよ、ディテール工作に移ります。
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塗装前の車体上面
ホワイトメタル製の屋根上機器は、
車体に開けた穴に裏から瞬間接着剤を
流して固着します。
屋根上には、吊環や空気碍子配管、
モニター等を追加しました。
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塗装前の前面
手すり等も付け終った、塗装直前の
状態です。
ヘッドマーク掛けフックの表現方法は
色々と迷いましたが、キットのブリッジ
切端を利用する事で解決しました。
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塗装前の側面
運転台側面窓のサッシは、組立中に、
歪ませてしまったので、プラペーパーから
新製しておきました。
メーカーズプレートも、既に接着済みで、
塗装後に磨きだし、色調を揃えます。
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クイックヘッドマーク機構
(クイックヘッドマークは、KATOの登録商標です。)
完成後、前面の裏側に、タネ車より
取外したMカプラーのマグネットを、
接着しています。
これにより、KATO製クイックヘッド
マークに対応出来る様になりました。
このED73−1015完成画像は、
こちらで公開中です。
よろしければ、ご覧下さいませ。
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