Tristar のおもちゃ箱

ED76の真空遮断器の製作

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    ED76後期形増備車の、55号機から94号機と、1011号機〜1023号機に
    新製時から取付けられている、真空遮断器を再現してみました。
 組立て前の、パーツの状態です。
素材には、t=0.5とt=0.2のプラ板、Φ0.2と
Φ0.35の真鍮線、Φ1.0の真鍮パイプを
用いています。
遮断器本体はプラ板の積層で、碍子は
焼きなました真鍮線を巻いて、それぞれ
表現しました。
左下に見える、製品の樹脂製碍子には、
高圧配管を固定する為、頭部を切断して
Φ0.5の穴を空け、Φ0.2の真鍮線で作った
環を埋めています。

 一番手前の細長いモノは、パンタの
空気碍子で、Φ0.35の真鍮線にΦ0.2の
真鍮線を巻いて表現しており、塗装後に
現物合わせでカットします。

 組立てが終わり、塗装前の状態です。
遮断器廻りの構成が、お解り頂けるかと
思います。

 製品屋根に開いていた、空気遮断器の
取付穴は、ランナー引伸線で埋めますが、
その際、モールドで表現されたリベットも
削れてしまいますので、Φ0.2の真鍮線を
植えて再生しておきます。

 また、屋根に固定された配管と、フリーな
配線の違いを表現したつもりですが、
如何でしょうか。
何といっても、小さいモノですのでネェ (^_^;)

 加工と塗装が終わった屋根上の状態で、
奥が空気遮断器付、手前が真空遮断器
装備車のモノです。
高圧配線には燐青銅線を用いています。

 これら屋根上機器は、 こちらで公開中の
ED76−42ED76−1023に取付けて
おります。

 よろしければ、ご覧下さいませ。



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