光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。


June.30th.2002






M・A・Pの宿題を気に掛けながらカフェで朝食。先々週のここでの出来事が思い出される。


キャップを被った初老の男。店中響く大声。
ほぼペアルックの相手は太鼓持ちか?

パリは自分の庭だの、印象派が人気だの。
引用作家はピカソ、ゴッホ、アダムス、山下清にとどめはヒロ・ヤマガタ。
おまけにピカソ、ゴッホはキチガイ(そのまま引用)だから常人と違う見え方なのだとか。

若い頃なら喧嘩のひとつも売ったろうが、見事なまでの俗物根性には苦笑する他なかった。
しかし美術ならびに美術家にとってのイメージダウン、打ち遣っていて良かったか?


いや、蒸し返してしまったのは、M・A・Pに対するラスボスみたいな立場かな、という勝手な想像から。

いろんなひとがいる。