光野浩一、某日の記憶のかけら。


May.7th.2017

GW恒例の福岡。さして時間が取れる訳でもなく、ギャラリー巡りは数軒に留まる。

 

貘での若手女性の二人展、よく描いていた。 とわーるではさかいようこさんに会う。

アルティアムではブラザーズ・クエイ!『失われた解剖模型のリハーサル』の主役の精緻な実物に興奮する。

帰りは大分廻り、もちろん市美とOPAMは外せない。

市美は森林の中にあり、緑の光がふんだんに入って気持ちが良い。

さて、OPAM。宇治山哲平はもちろん、高山辰雄の源氏物語シリーズの色彩にも見惚れる。吉村益信の黒い絵画は荒川修作の確信犯的なパロディか。ここにはまだまだ隠し玉がありそうだ。

最終日は都城。市美と版画家・黒木周さんが運営するギャラリーS.A.L。

作品・調度・器共々絶妙な色彩感覚が行き渡る。いただいたコーヒーをちょいと写すだけでもこのハマり具合だ。

 

心の栄養が摂れた。