光野浩一、某日の記憶のかけら。


Apr.16th.2017

故あって『画歴』なるものを書くことになった。

 

もともと油彩表現を志した自分だが、インスタレーション制作に移行したことで、そう呼ばれるものは途絶えてしまったかのように見える。

それでも壁掛け可能で平面作品だとも言えそうなものはあり、その傾向で自分の発表歴を捉え直していくことはかなり新鮮な経験だった。

それが拡大解釈であろうとも、作品が気に掛けられ、新しい見方で再評価され、自分にお声を掛けていただけるということは本当に有難い。