一番鬼
我は 鬼魔国に住まいする 太郎の鬼にて候、然らば天照大神宮は 天の岩戸に御篭りなされ候。然る程に 正流山から大六天に魔を並べ 伏ヶ嶽にさんよを申し、東方に鬼人は無い哉 南方に鬼人は無い哉 西方に鬼人無し 北方に鬼人有り、是を呼び出し魔国になさばやと存じ候
二番鬼
我は 南方に住居する 竹尾丸に候、然らば天照大神宮は 天の岩戸に御篭りなされ候、四方八方より鬼人を呼び出し、日本魔国になさばやと存じ候
一番鬼
日本 我侭と成て候 さあらば此れから ちょっと遊乱を仕らん
一番鬼
神風が そよそよ吹き来たり 心寂しくなって候
二番鬼
急ぎ 本国に立ち帰って候
明治14年頃に 先人が書き残した
「言い建て」 の古文書です。
昔の 仮名漢字で書かれていて
解読が難しいのですが、図書館など
専門書を勉強して 200ページの古文
を 紐解きました。
意味不明な語句が多いので まだまだ
勉強中です、何方か一緒に勉強会を
しませんか?