知財方針
私は、商品開発、知財部門及び特許事務所での豊富な経験を有するスペシャリストの弁理士として、その経験を生かして、クライアントの技術内容に応じた適切な知的財産の権利化やその権利の活用方法についてご提案できます。
なぜなら、電機メーカ・住宅設備メーカで20年間エンジニアとして多くの制御機器の開発に従事して電子制御技術に精通しています。
その後、知財部門で10年間、制御技術を中心にその特許技術の本質の見抜き常に守るべき権利の適切化を判断して制御機器関連の特許網構築や早期権利化に貢献してきた実績があります。さらに、知財部門での知財管理、係争やライセンスの業務なども幅広く経験していますので、このような実際の知財活用の経験が豊富だからです。
また、特許事務所での勤務を通して、制御機器以外の機械系、化学系の技術の特許出願や商標出願も経験してきました。
具体的には、制御機器の開発業務を通して、私自らが発明者となり60件以上の特許出願を行っています。
知財部門において、一例として人体検知の光電式反射センサについて、ノイズ除去や電池駆動での低消費化において学習制御の技術を盛り込んで、信頼性の向上と長寿命を達成させる戦略的な特許網を構築しました。この技術を発展させ偏光板を用いて、鏡面反射に対応する技術も国内のみならず海外でも権利化しました。
さらに、特許権の活用についても、数年に及ぶ特許権係争を経験しています。
このように商品開発と知財部門を経験し、特許事務所勤務で得た知識を活かし、スペシャリストの弁理士としてそれぞれのクライアントに応じた知的財産の活用を提案したいと思います。