Past days 1998

1998年某日の記憶の欠片

1998

Aug.18th.1998

奈義町現代美術館。

感覚の記憶、そして記録。
みんなここにあったものとは離れてしまう。


あったもの?不死?

 

 

Sep.13th.1998

なんのことはない日曜日。プリンタ用紙を買いに出たら、駐車場はいっぱい。
偶然又木さんに出会う。自分とは違う、外向きのパワーで制作できるひと。


つらいとき、たまになぜかこんな引き合わせがあって、僕の背を押す。

 

Oct.4th.1998

ピチカート・ファイヴの新譜が気持ち良い。
来月のコンサートが待ち遠しい。

同じことで悩むのは癖?
それとも、そうしたいから?


気を取り直して、手紙の返事を2通書く。

スターフルーツをはじめて買う。

 

Nov.9th.1998

福岡。アートスペース獏・個展初日。

 

萩原さんや村上さんら作家陣との祝杯の 余韻覚めやらぬうちにスタート。

 

夜は読売の小林さんの取材を受ける。

 

作品の成長を喜んでもらえた。

 

詩人の古賀さんからは朗読のプレゼント。

 

体力的には辛かったが、おいしいワインが 心地よく回った。

 

Dec.16th.1998

 

久しぶりに12月らしい寒さ。

色々と気ぜわしく、季節を感じることはおろか、時間の感覚さえ怪しいこのごろ。

ふと見上げた空にはっとする。