光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。


Jan.24th.2000





Oが逝った。


これだけのものを目の当たりにしても、実感が湧かない。
思いがけない同窓会をどこかで喜びさえしている。
けれども、超えられない事実。


彼はもういない。


金沢駅のつめたいタイル。

ひとりになって少し泣く。