光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。
May.4th.2012
都城市立美術館・南九州からのSINDOU。
つまらないことに感けて神経を擦り減らすことが多かった中、この会場に身を置けたことは本望かつ上等といったところか。
企画展は見合い、グループ展は恋愛に似る。
敬愛する作家方との共演はスリリングで心地良い。異なる地平を見ながらも、ものづくりとしての良心で繋がっている。
義理がらみが嫌で避けてきた地元での発表だが、観客のありきたりでない反応にははっとさせられる。今迄食わず嫌いだったのだろうか。
メンバーが旧交を温める手伝いも出来ている。まずはやって良かった。
『館詰め』ではあるが、内部に凝縮するエネルギーたるやどうだろう。