AETSTREET / 2004

2004年のアートストリート

ARTSTREET 2004

8年目のアートストリート。

 

今回、総合文化ホールの建設工事が本格的に始まり、実施区域の空気もいつもと違うものに。GOMMUNICATION ARTSをテーマに、ときわ通り商店街ならびにM・A・Pメンバー各自による制作発表を行いました。もちろん児童生徒の文化活動支援も。ベニヤアートの内容充実が目立った回でした。

 

バタバタと気ぜわしく、あまり良い関わり方ができなかった私ですが、他のメンバーも時間的には厳しかったようです。昨年の盛況ぶりと比べると確かにパワーダウンに見えますが、実は今までにない傾向の作品も多く登場した、面白い展示になっていました。

 

交流会のゲストは『霧島アートの森』学芸員・宮薗広幸さん。貴重な画像によるスライドショーに、参加者一同関心することしきり。後半は出品者による作品解説。大スクリーンでのプレゼンテーションが気持ち良く、大変盛り上がりました。

クロージングは『どっとこむコンサート』。とても良い雰囲気のカントリーミュージックの2組によるディナーショー。ラスト近くで立ち上がり、踊り狂う一団が出現!そう、それは紛れもないM・A・Pの面々だったのでした。いや、元気の良いヒトタチなのは当然なのですが、まさかここまでとは…メンバーの意地とパワーを再発見した年でした。

 

 

今回の記念碑的な作品なのです。背景はいろいろと…

見上げた街路樹にゴミ缶が。M・A・Pのテーマ・インスタレーション。

ご自身のウェディング・ドレスをメッセージ・アートに。

街路樹には昨年同様、メッセージを持ったドローイングが。

飛び道具系びっくりアート。さあ、強く踏んで!

カクテルの『プース・カフェ』のよう。この美しさが副産物?

くろいうさぎさんあての、誰にも読めない手紙入り。

『キオクの作り方』。コンセプチュアルな作品です。

『自分採集』。誰にでもある捨てられない、忘れられないもの。

屋外レディメイド系。埋もれがちなメッセージの掘り起こし。

リサイクルボックスから這い出すナマな生命。これは輪廻か?

カラス感覚?を人間の知性で実践したという趣。

恒例のバルーンアート。今回、小ぶりで色彩がぎゅっとつまっています。

交流会での一幕。『霧島アートの森』学芸員・宮薗広幸さんが、パブリック・アートについて豊富な画像を紹介しつつ解説。