Harumi Tomikawa 富川春美

このコーナー作った要。会員番号14番・富川春美ちゃん。確実に「だれ???」と言われることうけあいですが、当時も今も私の最愛のおニャン子です。

愛称は「お富さん」初代司会者の片岡鶴太郎が名付けたそうで、雑誌とかではよくこの呼ばれ方をしていたせいか、私も自然にこう呼ぶようになりました。

まず見た目に興味をそそられた私。ダントツNo.1のスマートスタイル、すらっと長い手足、ドラキュラチックな八重歯、ころころ変わるけど全部似合っている髪型。

制服のブラウスがMen’sじゃないと入らないという立派な肩幅は、本人は好きではなかったようですが、実は何を着ても様になる得な体型だったりするのですね〜。

スポーツが得意でボーイッシュな雰囲気を持ちつつも、柔らかい笑顔やはにかむ仕草はとても女らしく、おっとり舌足らずなハスキーボイスで奏でる歌はとても癒し系。

照れ屋らしく、とにかく奥に引っ込んでしまってて前に出てこないので、放送が始まるとまず姿を探すのがいつもの習慣でした。「今日は出てるかな?」って感じで。

容姿・歌唱共に決して他のソロデビュー組に負けてないのに、結局最後までソロにならず、メンバーの一員として陰でグループを支え続けた縁の下の力持ち的存在でした。

何でもソロデビューの話は早くからあったらしいのですが、学校から反対されて流れてしまったそうな(新田談)ああ何てもったいないことをっっっ!!

番組第一回放送からオーディション参加者として出演し、途中に諸事情で半年近くお休みした後復帰。解散まで残って活動した数少ない初期メンバーの一人です。

(ちなみに諸事情とは、なんと通っていた高校でのイジメ(!?)とのこと。夕ニャンに出たために目をつけられたとか・・・やだね女のヒガミって。)

けれど本人はソロ云々を別に気にしてはいなかったのかも知れません。だって皆と一緒に笑ったりはしゃいだりしてる時の方がのびのびしていましたから。

フロントに出て歌う時は、いつも緊張した表情をしてたのがTVからでも分かるほどだったから、もしかしたら目立つのはあんまり好きじゃなかったのかな。

とても80年代を騒がせた人気アイドルグループの一員とは思えない人ですね^^;その控えめさが芸能人らしくなくて、かえって好きだったわけですが。

 

おニャン子内では、わりと誰とでも仲良くできていたようで安心安心。内海や立見の平和的お姉さんグループに入っていたおかげで、特にどこのグループとも争うことなく

やって来れたのが幸運と言えるでしょう。見るからに穏やかで優しい性分だと分かるし。DVD「バックステージ」ではそんな彼女の人となりがそこら中に現れてます。

TVに映ることのない、文字通りの「舞台裏」で見せる他人への細やかな気遣い。いかにも目立つのが苦手な彼女らしくて、ますます愛おしい今日この頃。未見の方にはオススメです。

 

そう言えば静香がかなり彼女に惚れ込んでいた様子。その頃の番組は見ていなかったので詳しくは知りませんが、以前購入したおニャン子白書では

「自分が男だったら好きになってる」とのこと。それにFINALコンサートで二人が並ぶ曲は、アイコンタクトしたりあからさまに静香がお富さんにくっついていってたり・・・

内海との間にもそんな空気が漂っていた(ように見えた)し、お富さんは一見中性的なせいか、女の子に好かれる傾向があるような気がします。

 

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