販売士
公的資格 |
全国の商工会議所が、経済産業省と中小企業庁の後援の元に実施する認定試験。 3級から1級まであり、デパート、専門店、スーパーなど、大規模小売店、一般小売店、製造業、サービス業、卸売業などで、求められ、 各級によって要求されるレベルが違い、3級:現場販売員、2級:現場リーダー、1級:店主をイメージしている。 |
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受験資格 | 誰でも受験できる |
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試験内容 | 【3級】@常識 A販売技術 B商品知識 C販売事務管理 D接客マナー 【2級】@指導養成 A仕入れ技術管理 B商品知識 C販売技術 D販売事務管理 E常識 F面接 【1級】@商品計画 A在庫管理 B仕入れ計画と管理 C経営とマーケティング D経営計算 E市場調査と立地分析 F組織と人事管理 G販売計画と管理 H情報化 I面接 |
受験について | 全国各地の商工会議所にて実施 【試験期日】3級:2月中旬・7月中旬(年2回)、2級:10月上旬頃、1級:2月中旬頃 【受験料】3級:3,570円、2級:5,100円、1級:7,140円 【合格率】3級:60%、2級:60%、1級:15% |
☆情報☆ | 各種講習会や通信教育がある。が、 販売士協会のハンドブックから大部分が出題されるのでこれを元に勉強しましょう。 また、5年に一度、認定の更新講習を受講する必要がある。 |
関係法令 | 商法、小売三法(大樹ボア小売店舗立地法・小売商業調整特別措置法・中小小売商業振興法)、 訪問販売法、割賦販売法、消費生活用製品安全法、食品衛生法、日本薬局法、酒税法、等々多数 |
問い合わせ先 | 日本商工会議所 03-5777-8600 |
練習曲(エチュード)
販売士(3級)取得体験記 |
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ご存知の通り、私はマッドサイエンティストなので、販売や接客業からは程遠いところで仕事をしています。 しかし、今日日のMSならば、クールでお洒落になんでもこなせなければなりません。 一昔のように白衣を着て人嫌いでは、折角の大発見も大衆に伝わることはないでしょう。 販売・接客業でなくとも、常に会社活動は人と人との関わり合い・情報伝達で成り立っています。 上司・部下はもちろん、薬品・備品の商社、工事業者、電話応対など多くの人との関わりが毎日あります。 よって、これらの関係の基礎スキルを、基本から学んで見ようと思い立って、選んだのが販売士認定試験です。 イロハのイ、から始めたかったので3級からスタート。 勉強は、年末年始の激務が一区切りついた1月中旬から試験日の2月15日の約1ヶ月間。 簡単だろうと思っていたし、ある程度は常識を身につけているつもりでしたが、 やはり、新開拓地分野は裾野が広い。体調不良で入院したこともあり、理解度が十分でないまま試験へ。 試験は、申し込み最終日で受験番号2番だったので、この町では受験者が居ないと思ってましたが、 私の後ろに40名以上。 商業高校の生徒さんが大勢受けに来ていました。 無秩序発散の圧倒的な高校生パワーに満たされた受験部屋で、体調不完全かつ理解度浅い私。 試験問題の読解が中々進みませんでしたが、2時間連続の試験を不足なく終了。 久しぶりに、試験特有の「あがり」と「あせり」を感じました。 試験で覚えたことは、基本的なこと、常識的なことが多かったですが、 間違って覚えていたことや、再認識させられることもあり、取り組んで良かったです。 こんな感じで、専門性を伸ばす試験を年1科目(メイン)、 裾野を広げる試験を1〜2科目づつ取り組んで行けたらと思います。 |