はり治療の不思議な世界
このページでは、鍼治療の不思議な世界に皆さんをご案内しましょう。
この文章をお読み頂ければ、「鍼治療は痛い、恐い」という思いが少しでも解消され
るのではないでしょうか。

【痛みとはり治療】
私たちのからだの中には、痛みを起こしていろいろな危険信号を 発して
くれる物 質例えば、ヒスタミン等の痛みを起こさせる物資と 痛みを抑えるエンド
ルフィン・ ノルアドレナリン等の物質がありま す。エンドルフィンは大脳中枢で
作られる物質 で、強力な鎮痛剤で あるモルフィネの数百倍もの鎮痛効果がありま
す。      鍼治療には、これら鎮痛物質を大脳で大量発生させる働きがあり
痛みを取る際に
はり麻酔として用いられたこともあります。鍼治療 では、痛みだけが消失させ他

臓器や意識などは正常な働きを保つ ので、体の弱い方やスポーツ選手にとって
は、
副作用がないので大 変有
効であります。

【免疫機能とはり治療】
はり治療は古くから細菌が原因の細菌性炎症に即効を示してきま した。これは、

り治療によってす。胃には食物中のタンパク質を 消化する働きがありますが、胃

体タンパク質で出来ており表面が 防御機能でしっかりと守られており消化される

とがありません。
白血球の数が増えるなどの免疫機能が増進するためです。白血球には外部から浸入

てきた細菌で飲み込んで殺してしまう機能がありその白血球が増えれば病気にもか

かけて、体質改善をするはり治療をなさると良いでしょう。
保ち、数週間治療を継続するとリンパ球も増加する。
(1)各種白血球が血管内を流れ平均速度が速くなる。
(2)治療後、黄色ブドウ球菌に対する白血球の攻撃力は通常の1.5
倍である。
と、いう研究報告ではり治療の免疫効果が立証されています。

【ストレスとはり治療】
ストレスのために胃痛や下痢が続いたり、ひどい場合には、胃潰瘍や十二指腸潰瘍
に なったりしま来ることがら、はり治療によって
女性ホルモンの分泌を促す力を回復させる働きがあります。
また加令ラットの運動障害は中枢神経伝達物質のLードーパミンの
ところがアルコールやカフェイン等の攻撃因子やストレスが貯まる と防御機能が
弱 くなると胃は自らの作用で自分自身を消化してしま います。これが潰瘍です。
はり治療には、これら潰瘍の原因となるストレスを緩和するだけで なく胃腸の状
態 を整える働きがあります。有名な「三里」のツボに は胃液の分泌を促す効果が
あ  り、三里のツボの近くにある「陽陵泉 」というツボには、胃液の分泌を抑制
する働 きがあり
ます。
現代人は、これといった症状が現われなくても心身にストレスをた め込んでいる
も のです。心身を健全に保ち、健康な胃を作るために もはり治療は最適な方法で
す。

【ホルモンとはり治療】
更年期は女性では避けて通れないもので、人によりその症状はま ちまち
で、軽く 済んでしまう人もい
れば寝込む程重症になる場合も あります。加令ラットを使った実験では、加令に
よ る発情周期の乱 れは女性ホルモンの分泌減少原因とされホルモン剤の投与によ
って 前述の症状は消失します。                   はり治療
では、 頭の真上にある「百会」というツボを刺激す
ることによって不定愁訴を解消出投与によって著しく回復しますが はり治療によ
っ ても同様の回復が見られます。副作用の恐れのある ホルモン剤の投与に比べ本
来生 体に備わっている力を使うはり治療 安心して行なえると同様に更年期障害に
伴って 起こる
頭痛、肩凝り ストレス解消に役立ちます。

【コレステロールとはり治療】
戦後、日本人の食生活はきゅそくに変化し、高タンパク・高脂肪 高カロ
リー等欧 米型の食生活が定着しました。そういう中で成人病 の代名詞でもある動
脈硬化症が 最近では子供の間にも急速に広がっ ています。動脈硬化の原因がコレ
ステロールで あることはよくしら れるようになりましたが、コレステロールに
は、悪玉コレステ ロールと善玉コレステロールがあり特に悪玉コレステロールが多
いと血管が詰まり易 くなり動脈硬化をもたらします。一方、善玉コレス テロール
は悪玉コレステロール を取り除く働きがあり血管や組織 の内部を正常に保ち、脳
や神経を作る材料ともな り、私たちの体に は不可欠なものなのです。はり治療に
は、血液中の総コレステロ ールを減少させ、善玉コレステロールを増加させる作用
があります。

【はり治療でよく効果がある症状】
ここでは、実際にはり治療で効果がよく現れる症状を書いておきます。
肩こり・首のこり・頭痛および頭が重たい(筋肉のコリや精神的な物からくるも
の)
関節の痛み(五十肩・膝・肘・手首)・捻挫(足首)
腰痛・神経痛
便秘や下痢
自律神経系の症状
かぜ・喘息
そのほか

 

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