あんま・はりハレルヤ治療院

もっとも親しまれる治療
あ ん ま

あんまとは
 古来からあんまとは、病気の治療と予防および保健の目的で、徒手(手)により、普通衣服の上から身体の中心(心臓)から手足の末端に向かって施術する治療です。
あんまの語源は、押すことによって機能を調整するという意味の「按」と、なでることによって機能を調整するという意味の「摩」をあわせて、「按摩」=あんまとなったものです。
 あんまの期限は、いつの時代にどの場書でどんな人が考案したのか分かりませんが、はじめ転んだり、物にに突き当たったときに無意識のうちにさするとか、頭痛や腰痛の時に押さえたりさすったりして痛みを和らげたことが、いつしか経験的に体系化された物が、今日に伝わってきた物であります。
と、同時に「手当」という言葉の語源にも成ったようです。
 あんまが東洋でもっとも古くから行われていたのは、インドであり、その跡中国に渡り、唐の時代(618〜904)には、あんま博士という官職置かれ、医術の一躍を担っていました。
我が国には7世紀頃に伝わり、国家が認める治療として広く行われるようになりました。その後明治以後西洋の医学の進出と発展に伴い鍼灸治療とともに、一時衰退の道を歩みましたが、基礎医学の発達とともに、あんまの理論や技術が研究され・最近多くの人々が抱えている症状である、外から見た目では分からない、疲れ、だるさ、肩こり、不眠と言った症状に、きわめて効果的に治療が出来ると言うことが、広く注目されるように成りました。
 このように痛いところ、苦しいところを直接人の手でもみ、撫で、押さえる行為は、人間の治療本体に根ざし、長い歴史の仲で培われた技術は、どんなに精巧な機械、器具を用いるよりも、もっとも人に優しく親しまれる治療だと私は認識しています。
あんまは、なぜ効くの?
 では、あんまをする事によって身体にどのような効果があるのか書いてみます。
(1)循環機能が改善され血液、リンパの流れが促進される。
(2)神経を適度に刺激をして、身体そのものを爽快にする。
(3)筋肉の疲労回復を促進させて、作業効率を高める。
(4)内蔵機能を高め、消化・吸収・分泌・排泄などを円滑にする
(5)前進の新陳代謝を旺盛にする
(6)人のぬくもりが直接痛みや心的苦痛を和らげる。すなわち、あんま・はり・きゅ  う治療は、患者さんと施術者が直接ふれあうことにより、機械ではなしえない治療  によるぬくもりとそれに伴う癒し感があります               。
(7)機械・器具を用いた治療ではなすことの出来ない、その時々における体調の変化  に対して、柔軟な対応と治療手段を施すことが出来ます。私たちの身体は、同じ人  でもその時々に よって絶えずからだが変化する物で、同じ肩こりの治療で見えて  もいつも同じ性質の肩こりではありません。
  そのため、その時々に現れている状態に即した治療を行うことが出来るのも、あん  まや鍼灸治療のもっとも優れた特徴ではないかと思います。これらの事から疲労・  だるさ・肩こり・不眠・腰痛・五十肩・冷え症・むかつき・神経痛など、現代医学  の検査 で異常が現れない症状が、按摩をすることでこれらの日常よく現れる症  状に対してきわめて有効に症状の快復を見ることが出来ます。
 
あんま・マッサージ・指圧のちがい
 よく、あんまとマッサージと指圧を同一の物と理解されている肩が大変多くいらっしゃいます。
確かに、もんで、たたいて、ツボを押して・・・、ということを大体行いますが、実のところこれら3つの治療は、全く違う物なのです。
以下にこれらの違いを簡単に述べることにしましょう。

あんま
 先ほども書きましたが、あんまは、普通衣服の上から身体の中心から手足の末端に向かって撫でたり、揉んだりします。j普通一般に広く行われているのがあんまであります。
私の治療院「ハレルヤ治療院」でも人に優しく、もっとも親しまれるこのあんまを行っています。

マッサージ
マッサージは、あんまと反対で手足の末端から身体の中心に向かってすなわち静脈やリンパの流れに沿ってあんまが衣服の卯上から行うのに対して皮膚に直接筋肉のコリの或部分やその他患部に対して、治療を行います。欧米で広く行われ、日本ではスポーツマッサージとして、スポーツの前後に身体の緊張を取り血液循環をよくする目的で、行われています。

指圧
指圧は字のごと、いわゆるツボを指や手のひらを使って、症状に対する治療を行います。
また、関節などを動かす運動療法を行いながら運動機能の回復を促進させます。

また、カイロ(正式名はカイロプラクティック)は、アメリカで考案された治療で、主に生活習慣から来る不良姿勢や老化または病気による骨のゆがみを整え身体の痛みを解消する事を目的に行う治療です。最近この治療を行う治療院が増えましたが、骨のゆがみを調整するには、かなり骨に負担をかけなければ成りません。そのため骨の弱ったお年寄りや骨粗鬆症をお持ちの方には、厳しい治療です。

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