田ご作　こだわり　の米作り

生産地　・　大分県杵築市　山香町　大字野原　元河内　（中山間農地指定地域）
八坂川の支流　樋掛川の源流　地域で湧水があります。「元河内湧水」

	５月　棚田（たなだ＝山間部の傾斜地に幾重にも造られた田んぼ）に水を引き入れ、小さな農耕機械で　土を泥に変え水が零れ落ちない様に　畦塗り　田植えの準備をしている写真です。お米の美味しい条件で重要な　土は　粘りのある赤土で　水は　近くに湧水があり　寒暖の差が激しいので　条件は最高です、しかし　その分　収量は平地の　半分です。
	１０月　実りの秋　成熟した米を　稲藁状態で刈り取る　小型稲刈り機です、　狭い田んぼなので　大型機械のコンバインは使えません。　　　農地が少ない為　病気の発生も無く　コストがかかる　予防農薬を使う事がありません。　　「元河内湧水」を求めて来る　町外の方々が　農作業をよくご覧になっているようです。
	刈り取り後、竹で組んだ竿に　稲藁を掛けます、「掛け干し」です。　秋の穏やかな日差しで数日間乾燥させます、藁の養分も籾（もみ＝米が入っている）に吸収され　寄り一層美味しくなります。 重労働で大変な作業ですが、自然乾燥なので　風味が失われず　美味しさが増す「掛け干し米」の風景です。