「や,約束しますしますします!!」
恐ろしくてとにかく助かりたかったあなたは,首をたてにぶんぶん振り,そう答えました。
魔法使いはにんまりと笑い,
「よかろう,おまえにこれからもし女の子が生まれたら,その子どもをワシがいただくのじゃ。男の子ならいらぬ。よいな?」
ひっひっひっひと不気味に笑う魔法使いに,あなたはただ震えて首を振ることしかできませんでした。
そして,魔法使いから開放されたあなたたは,ラディッツママのことなどほったらかしで,一目散に自分の家へと帰ったのでした。
数年後,結婚し子どもが生まれたときあなたはにわかにその魔法使いとの約束を思い出し,再び恐怖に震えることとなりました。
生まれた子どもは女の子だったのです!!
恐れおののくあなたの前に,あの魔法使いが現れました。
「約束通り,子どもはいただいていくぞ」
そして,魔法使いはその子どもを抱くと,そのまま連れ去り,あなたは二度と子どもに会うことはありませんでした。
ああ無情。
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GAME OVER
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