新約聖書「愛の章」第一コリント 13章
たといわたしが、人々の言葉や御使たちの言葉を語っても、もし愛がなければ、私は、やかましい鐘や騒がしいにょうはちと同じである。たといまた、わたしに預言する力があり、ありとあらゆる奥義とあらゆる知識とに通じていても、また、山を移すほどの強い信仰があっても、もし愛がなければ、わたしは無に等しい。たといまた、わたしが自分の全財産を人に施しても、また、自分のからだを焼かれるために渡しても、もし愛がなければ、一切は無益である。
愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない、不作法をしない、自分の利益を求めない、苛立たない、恨みをいだかない。不義を喜ばないで真実を喜ぶ。そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。
愛はいつまでも絶えることがない。
このように、いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。このうちもっとも大いなるものは、愛である。