EXPO / ESPACE BATEAU LAVOIR

1994.10/12〜23 PARIS





  坂の多いモンマルトル。
会場『ESPACE BATEAU LAVOIR(エスパス・バトー・ラヴォワール)』も
勾配を伴う閑静な路地に面している。
     
  よく知られる日本名は『アトリエ洗濯船』。
ここにピカソ、モディリアニ、ブランクーシらが住み、美術の歴史を作った。
現在の近代的な建物は1970年の焼失後、復元されたもの。

     
  出品作『MEMORIES』。各種メディアに日記を記したものなど、
記憶と記録の関係を問うオブジェを配す。

現在、一部を都城市立美術館が収蔵。

     
  会場内、自作の周辺。龍淵・キヨナガ両氏の作品が両側に見える。
     
  オープニング。中央がプロデューサーの作家・松谷武判氏。
     
  藤野忠利氏のパフォーマンス、野点などにリュート演奏が花を添える。








九州在住の作家らとパリ在住の佐古やちよさん7人からなる日本人作家展で、プロデューサーは現代美術作家・松谷武判さんです。
美術が生活の一部として切り離せないお国柄は羨ましい限りですが、それは同時に作家・画廊の厳しいプロ意識に支えられてきたものでもあります。
ここで学んだことは数え切れないほどあります。