光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。
太宰府天満宮に踊る雪。
何時でも行けるとタカを括る余り、随分と疎遠になっていた。
異国の団体客。迷い子の記憶。雑多さの消えた門前町。
記憶の整合性を静かに欺く今が在る。