光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。




Sep.12th.2004



消えていた『日本一怪しい公園』。

ついてしまった知恵からは凡そ計り知れない力技の迫力、意図を超えて滲み出るあやかしのオーラ。

近くの食堂にようやく見つけた、その残滓。
「つくる」という原初的な欲求への共感とは裏腹に、踏み込むことを躊躇する毒気と笑いは健在。

 

しかし主人、客の前で内輪揉めはないだろう。

看板は自分の料理にしな。