光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。
長い間、伝説の人の未亡人という色眼鏡で見ていた余り、正当な評価を下せずにいた。勿体無いことだ。
モチーフの類似に今更ながら驚くが、それは『人が生きていくこと』を考える姿勢の共通項だったのか。
同時に浮き彫りとなるシンパシーと差異。しかし、比較するのもおこがましい程のポジティブさ!
自分は『負の彼女』だろうか。しかし逆ベクトルであっても、同じエネルギーを持っているとはとても言えない。
時に世界中を敵に回しながらだというのに、何故この人はこれほど人間に対して肯定的で居られるのか。
オノ・ヨーコ。