光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。


Mar.18th.2001





萩原さんのパフォーマンスを観る。

マグマの脈動。大地の経血。死のまつりと誕生。
音が波打つ。原色のコントラストが目を刺す。
自分が排除してきたものが心を揺さぶる。
もはや桜島を郷愁のみでは語れなくなった。

挨拶もそこそこに帰途につく。
自分はというと、
大切なことも伝わらないまま、明日の別れを待つ身。

うまくいかないものだな。