光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。
午前中遅くのカフェ。
オリンピック中継が告げるのは また4年が過ぎたという事実だけだ。 感心されるほどに興味を持てずにいる。
伝わらなさ。擦れ違い。 他人を傷つけるのに無自覚であること。 身の不遇を嘆くことができるほど ピュアなはずはないだろう。
人の中で生きるとは その只中にいることなのか。