光野浩一、某日の記憶のかけら。


Jul.14th.2018

 

 

 

KIRINJI福岡公演(国内5公演初日!)。チケットはA1と優越感に浸っていたが、実際はFC枠先行なので美味しみはなし。

コトリンゴ抜けは寂しいが、セットリストも意識できないほど押しまくる展開。

堀込高樹氏の圧倒的な魅力は勿論、弓木英梨乃さんの存在感はユニーク。

キュートなボーカルチューンで会場を魅了したかと思うと、手練れ揃いの更に前へと凶暴なギターサウンドを繰り出す。

ラスト近くは人力(じんりき)エレクトロニカのシリーズでフィジカルに押す!

 

ギャラリー巡りもしないまま、翌朝のバスで宮崎へ。

ふと新曲「時間がない」を思い出して感涙。半ばを過ぎた人生を想い、あるだけの愛を伝えようと決心する男の等身大の歌。

もう決して若くない男の堂々としたダンスはどこか滑稽で悲しいが、どこまでも真っ直ぐで清々しい。

 

そう、大きなスーツは僕らのかつての若者時代の象徴。

これは僕らの姿。