光野浩一、某日の記憶のかけら。
Nov.27th.2017
貘・2年振りの個展初日。またこの席に座れた。
暖かい11月。自分の生きる悩みを作品化すること自体が既に難産を意味するのは当然のこと、今回はその難産に集中できた意味で順調だ。
搬入日には魔物が居座る。それは今回も例外ではなかったが、手助けも有難く、泣きを見ずに済んだ。
体を成しても完成ではなく、それに対峙して考えることで作品が始まる。
会期中に何が掴めるだろうか。