光野浩一、某日の記憶のかけら。


Feb.9th.2017

 

今年の県美展・絵画部門の審査員、同姓同名の人を知っているぞとボケていたら、まさしく本人、前田昌彦・金沢美術工芸大学学長だった。

宮崎大学の大泉先生つながりに納得したが、有難いことに私も昨晩の囲む会に御声掛けいただいた。
「オッサンになっててわからなかった」とはご挨拶だが、さもありなん。なんせ28年振りの再会の宴だ。

ところが想い出話に花が咲く訳でもなく、話題は「現在」のことに尽きる。

国画会。美術・美大と行政。美大生事情。そしてもちろん絵画について。

いや、それでこそ。それでいいのだと思う。先生、全く老けていないじゃないか。


ほどなく県美と宮崎大学の先生方が合流、会話はますます白熱するが、日付けが変わるあたりでお開きに。




愉しい夜だった。