光野浩一、某日の記憶のかけら。
Oct.18th.2015
霧島アートの森・藤浩志展。
鹿児島と縁の深い作家であることを思えば、ここで扱われるに余りに遅い。
そのギャップを埋め尽くすかのような物量が痛快・鮮やか・不気味で優しい。
ひとりクロニクル。定点観測。“MESSAGE’97”でご一緒したが、その後の自分の発表を自然と参照してしまうつくりだ。
などと言ってももとより太刀打ちできない行動力。視点はユルく見えてその実明快・強力。物差しを同じくしてもモノが違う。