光野浩一、某日の記憶のかけら。


Sep.21st.2015





M.A.Pは解散したが大人の好奇心は終わらない。さして面白くないデスクワークにふてていた折のお誘いは感謝に余りある。行かいでか!


 目指すは大分・「混浴温泉世界」。「国東芸術祭」・OPAMの開館もそうだが、アートが熱い湯気を噴出する土地だ。

若手の作品の未消化ぶりにこぼしてしまうのは自分がオヤジだからか?それでは竹瓦温泉で出会った、説教が趣味と思われるご老人と変わらないか。

なにせ「混浴」。ベテラン含めたごった煮状態こそが見所なのだろう。

 「トイレンナーレ」も面白かったが、作品が束になっても敵わないほどの街の風情・生活感。対比としてそれを味わう旅だった。


 (画像は西山美なコのトイレンナーレ作品。大ベテランにしてブレませんね。)