光野浩一、某日の記憶のかけら。




Oct.31st.2013






何かに使えそうだと壁の塗料剥げを撮影。さして意味は無いが、最近意味の無いことに目を向けることが少なくなった。


必要や意味が穿った点。それを結ぶ日々の営み。


アート自体、それを断ち切りつつ生の深部に迫る行為だが、実際の展示準備自体がルーチンワーク化しないよう、発見を重ねたいものだ。


制作が楽しいか?


想いが上手く像を結ばないもどかしさや自分を苛む自問自答の苦しみ。時折現れる、霧が晴れるように清々しい瞬間と確信。

とても一言では表せないが、自分にとっては生きるための投薬に似る。続けていくことは確かだと言える。