光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。
Nov.11th.2012
都城市立美術館・アートカフェに助太刀。
最近M・A・Pにはご無沙汰だ。過ぎては忘れてしまうが、その渦中にあっては息つく間もない。潤いのない毎日だ。
企画展に合わせて、描いたパレットをトレーにしようという試み。まだ生のパレットが助手席に転がっているのも申し訳ない。制作とは別に、無責任に遊ぶも良かったろうに。
慣れないエプロン姿で閑古鳥の鳴くを愉しむも又良し。ここのところ、こういう時間の使い方を忘れていた。
作品を守る、人に見せる。 ただそれだけのことが、なんと難しいのだろう。美術全集を先日失って身に染みる。
本家美術館のドアを行き交う人々。美術を、この時間を求める人がこんなにもいる。 それは希望だ。
そのための忙殺止む無しと思うも、どうも堂々巡りに陥っている。 まあ、今日ぐらいは考えるのを止そう。