光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。




Jan.12th.2012



 




年明けての福岡・貘。


今日はいつもと違う空気。

バタバタと鳴る床に明るい声。縁の客が子供達連れで来ているようだ。

ぐっと下がった平均年齢が微笑ましく、愉快でもある。

応対に忙しい小田さんとの話もそこそこに、今年最初の目玉展示を観る。


大浦さん・佐々さん・末藤さんの御三方が組むとあっては放っては置けない。

美しい統一感と不穏な違和感の同居はこの企画ならではだ。


市美・鈴木さんの企画展。人の生きるこの世界のふくらみを意識する。


短い滞在だが、良いものに触れたと思う。