光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。


Sep.18th.1999





知らないうちに失い続けているのかも知れない。


たくさんあるほんとうのこと。

すべて届きはしないのだろう。

書かれることすらなかった手紙の束を抱え

立ちつくす男。

もう会えないひとたち。



齢を重ねる。