光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。
知らないうちに失い続けているのかも知れない。
たくさんあるほんとうのこと。
すべて届きはしないのだろう。
書かれることすらなかった手紙の束を抱え
立ちつくす男。
もう会えないひとたち。
齢を重ねる。