光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。
Mar.21st.2010
鹿児島アート巡りに同行。
又木さんと会場での再会は成らなかったが、鮮やかで風通しの良い作品は変わらない。
以前訪れたスポットも様変わりこそあれ、変わらず活況を呈しているのは流石だ。
若いアーティストが育っているのは良いことだが、自分が地域に成し得たことはいかほどのものか、
現在が自分の目指した状況に近付いてきたのかは判らない。
踏み出す一歩の重みなど、単に時代の所為で片付くのだろう。
春を寿ぐ創作舞踏。
懐かしさ、優しさ、おどろおどろしさ、研ぎ澄まされた緊張感が一体となって胸を打つ。
こうとしか出来ない。生きられない。アーティストを繋ぐ共感とはそれに尽きると信じている。