光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。




Oct.12th.2008




制作の合間を縫っての街歩き。計らずもトマソン探訪に没頭。


旧いものと新しいものの狭間に生じる奇妙な断層。それはここ・都城市の下町にも多く見られる。
空中ドアや改装によって意味を削がれた装飾、未だ入ることのない名店など、見知らぬ近所に胸躍る。
手当たり次第にカメラを向ける僕らはさしずめ不審者か異星人だ。


一日の祝福として珈琲がある、と書いた人が居る。それなら、今日は何日分の良い日になる?

束の間の休息。今夜からまた忙しくなる。