光野浩一、某日の記憶のかけら。月一回、一日分のみ掲載。
Mar.20th.2008
雨の福岡空港。
貘・南さん個展。単純にファンだと言ってしまえるアーティスト。
対なるものの、見えないつながり。
無いことの豊かさ。
明快なものづくりが、つくり得ないものを暗示する。
アジア美術館・斎藤さん個展。
85歳でこの表現の若さはどうだ。
それと裏腹の、若輩者の追随を許さない深み。
トレンドセッターやビッグネームと言えずとも、生きることに密着した真摯な表現を続けるアーティスト。
自分もそうありたい。
まだまだ洟垂れ小僧だな。