2003年の新作オブジェのシリーズ。黒いアクリル製の箱にグレーのキング駒を入れ、英文を配したスモークアクリルのドアをつけて内鍵をしました。
(開けることはできません。キング駒の色は全て微妙に異なります。)
『耐え難くも甘き不在(T)』
|
||
|
『耐え難くも甘き不在(U)』
|
|
『耐え難くも甘き不在(V)』(roll over imageは詳細。内容は各Box共通。錠前のメーカー名は“Fine”と読める。)
|
||
|
『耐え難くも甘き不在(W)』
|
|
『耐え難くも甘き不在(X)』
|
||
『耐え難くも甘き不在(Y)』この作品のみゴム製。カット面などはラフで、質感が顕わである。
|
||
|
『耐え難くも甘き不在(Z)』(台座に鉛筆でシリーズ寸法・展示位置を薄く示す。)
|
*シリーズ数個が観客の手により無理矢理こじ開けられ破損の憂き目に遭いました。この事件から考えることを後日文章で発表します。
憤るのは簡単ですが、我々にはもっと冷静にアートを巡る一般状況を見直しつつ努力すべきことがあるのではないか、ということです。
耕してもいない土地に種を撒いて嘆くべきではないと考えます。