水島釣行記 インキョのイサキ
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夫婦丸さんのHPより拝借しました。私の釣果です。
 12月14日(日)鍋ちゃんと、猪崎さんの3人で水島1瀬のインキョに上礁した。
 鍋ちゃんと一緒の時は、いつものごとく朝がゆっくりなので「今日は何処か近場に上がろうや」と言う話になるのだが、今日は少しだけ違っていた。
 
 朝7時、夫婦丸の船長に挨拶し、荷物を積み込むと「スリワリには今別の人を上げたかい、3瀬なら空いちょっど」との事、即3瀬行きを決定する。
 ところが何と、水島を目の前にすると1瀬のインキョが空いているではないか。
 これは、ラッキー(^_^)vとばかりに、すぐにインキョに船を着けて貰う。
 夜明けに来て、インキョはなかなか上がれないが、今日は北西風が強いのでみんなが敬遠したのだろう。

 まずは先客の顔なじみの釣り客に挨拶し、仕掛け作りに取りかかる。
 仕掛けや、撒き餌の準備が完了したところで、鍋ちゃんがインキョの高場に私と猪崎さんがインキョにとそれぞれ釣り座を構え、大物クロを狙うことに集中する。
 撒き餌をすると、直ぐに大きな魚体が見えてきた。
 水島名物のイスズミさんのお出ましだ。
 今日も、このイスズミさん達と遊ばないとクロにはお目にかかれないかも知れないな、等と考えていると撒き餌を拾っているクロの姿が確認できる。
 今日は、クロが期待できるぞ、ガンバルゾと3人とも気合いを入れて竿を出す。
 直ぐに鍋ちゃんにアタリがあり、2号竿が大きくしなっている。
 しかし、残念ながら途中でハリスを切られてしまった。何か嫌な予感…。
 案の定、嫌な予感は的中した。私が2度続けてクロらしいアタリをバラしてしまった。
 1度は針はずれ、2度目は瀬際のエグレに入られ、ハリスが瀬にアタリ、ジ、エンド。そんな嫌な雰囲気を猪崎さんが吹き飛ばしてくれた。
 瀬際を攻めていた彼がs超の良型クロを釣り上げた。
 瀬際で何度も突っ込まれながらも、なんとか凌ぎきり見事なくろをタモに納めた。
 「おおっ、立派、立派」と祝福の声が周りから掛かる。
 
 私も鍋ちゃんもこれを見て負けているわけには行かないとばかり、益々気合いが入る。
 滅多には打たないハリスのガン玉を打ち、潜行深度を深く攻めてみる。
 これが功を奏した。私に3連続で良型のイサキが当たってきた。
 この時期にイサキとは、と思いつつも嬉しい獲物であることには違いないので同じ流れの中を集中した攻めることにした。
 鍋ちゃんにもイサキがアタリ始めた。猪崎さんにも納竿間際にイサキが来た。
 潮の流れは、北西方向、つまり大島方向に流れる潮で待望の潮に近いのだが、昼過ぎになると、突然クロの姿が見えなくなった。それまでは、湧きグロが見えていて、夢中で仕掛けの投入を繰り返していたが、水温が下がったのだろうか。

 2時近くになって、ようやくクロやイスズミの姿が確認できるようになったが、表の舟着けではこの時間帯は、大型のクロ?と思われるアタリが連続していたとのことだった。
 この年末は、水温が安定してくれば、水島本来のクロ釣りが待っているだろう。