瀬戸山さんが見事釣り上げた良型の地グロ
荒崎に精通した合沢さんと良型クロ

2004年都井岬の釣り納め

 大晦日の前日の30日、久しぶりに合沢さんと都井の荒崎にクロ釣りに出かけた。
 最近の荒崎はクロの好調が続いているだけに釣り人の数も多い。
 今日も既に10数名の先客が、港に集まっている。
 今日のポイントは港の目の前のトウセンベイのクロ。トウセンベイは港の目の前と言っても決して侮れないポイントだ。
 尾長は余り望めないが、キロを優に超すような良型の地グロが当たってきて釣り人を楽しませてくれる。
 特に最近はシマアジが入れ食いになったりして、釣り人に人気のポイントになっている。今回も、瀬戸山さん、清水さんのお二人と一緒になって4人で仲良く竿出しする事になった。

 瀬上がりして、合沢さんが東側の角に、私は真ん中アタリにと釣り座を決め、清水さんや瀬戸山さん達も思い思いのポイントに入っている。
 この日、最初に竿を曲げたのは、やはり合沢さんで40pはありそうな見事なシマアジ。
 潮は上り潮の突っかけになっていて、トセンベイの中央アタリに釣り座を構えていた私と瀬戸山さんは釣りにならず、私はポイントを合沢さんの横に移動した。
 これが良かったようで、直ぐにアタリが来た。
 ゆっくりと入っていくウキを眺めながら、合わせのタイミングを計り、小さく合わせを入れるとググーンと竿に乗ってきた。
 海中に良型のクロの姿が見える。
 
 最初の獲物だけに慎重にタモ入れする。キロは超していそうなクロだ。
 私が釣り上げた直ぐ後に、今度は合沢さんがクロを掛けた。海が澄みきっている事もあって海中に針から逃げようと横走りするクロの姿が見える。
 これも良型のクロだ。合沢さんは、この後も連続してクロをヒットさせてさすがは荒崎に精通していると感心する。
 
 昼近くなると、潮の通りも良くなってきたようで、潮に苦労していた瀬戸山さんがクロを掛けた。
 竿が大きくしなって、良型のクロが海面に浮いてきた。
 待望のクロだっただけに満面の笑みを浮かべて嬉しそうだ。
 清水さん、瀬戸山さんの職業は私と縁のある職業で、トウセンベイで一緒になれたのも何かの縁かな、と嬉しく思った。
 
 午後2時を過ぎた頃に、再び私にアタリが来た。
 遠投気味に仕掛けを振り込んでいただけに、クロの引きをたっぷりと楽しんでタモに誘導する。清水さんもシマアジを釣り上げている。
 
 この日は締めは、やはり合沢さんで彼が良型の地グロを釣り上げたところで2004年の都井岬の釣り納めとした。
 
 来年も荒崎の楽しい釣りが待っている。

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