海難救助訓練実施
もどる
  6月27日、鹿児島県国分市にある海浜公園で九州真ぐれ会鹿児島支部主催による海難救助訓練が開催された。
  鹿児島海上保安庁の皆さんより、人工呼吸法や救助法などを指導して頂いた。









  参加者は鹿児島支部の他に九州真ぐれ会宮崎支部、グレックスの鹿児島支部の会員さんなど多数に及び、みんな海の怖さ、命の大切さを改めて学んだ。
  特に真ぐれ会の宮崎、鹿児島支部に置いては会員の尊い命が楽しいはずの釣りで無くなっているだけに真剣に質問をしたり、実技講習をしたりしていた。









  ダミーの人形を使って実地指導が始まると、率先して指導を受ける参加者は真剣に一つ一つの動作を保安庁の指導員の方に確認しながら、対処していた。
  しかし、話を聞くのと実際に対応するのでは、一つ一つの動作がぎこちなく、また、色々な疑問質問が出ていた。
  意識のない人を助けるのに、どれだけ時間と勝負しなくては行けないか、1分1秒を争うときにどれだけ落ち着いていられるか、どれだけ的確に対処できるか、本当に難しいと言うことを改めて実感した。





  講義が終わって、参加者で実際に救命胴衣を身につけて海に入った。
  古い救命胴衣がどれだけの浮力があるか、股紐を通していないとどうなるか、その人は浮いていられない。
 どの様に浮いていれば少しでも水を飲まずにいられるか等々、実践して改めて知った。
  自分の周りには、家族がいて友達がいる。
  その人達のことを思ったとき、命を大事にしなくては行けないと改めて思い知る。
  磯では、どんなことがあっても正確に救命胴衣を身につける事が大切だ。


  保安庁の方に教わった救助法にペットボトルに水を少し入れロープに縛り付けて救助を待つ人に投げる事を教わった。
  身近にある物が人の命を助ける。
  その一方で自分が海に落ちたとき、慌てることなく一旦沖にでで波で岩場にたたきつけられるのを防ぐ事も大切であることを改めて認識した。
  しかし、冷静さをどれだけ保てるのだろうか。
  くれぐれも時化た日に無理に釣行は避けたいものだ。

  改めて言う「自分は一人でこの世にいない。家族、友達が居るから、自分がある」命を大切にしよう。    
真ぐれ会